6809の命令の一つ。

目次 概要 特徴

概要

8ビットレジスターの内容を16ビットに符号拡張(符号付きで拡張)する命令。

• オペコード: 0x1d
• クロック数: 2
• バイト数: 1

8ビットアキュームレーター(B)の内容を符号付きで16ビットに拡張し、上位A、下位Bレジスターとして16ビットに連結したアキュームレーター(D)に格納する。

特徴

具体的には、Bレジスターの最上位ビット(MSB)を、Aレジスターの全ビットに複写する動きとなる。

つまり、Bの最上位ビットが0(0≦B≦0x7F)ならA=0に、Bの最上位ビットが1(0x80≦B≦0xFF)ならA=0xFFとなり、AとBを連結した16ビットレジスターDレジスターとして結果を提供する。

C言語風に書くと次のような動作である。

D = (signed short)B

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6809
符号拡張

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