AMD Fusion APUとして開発されたAPUの開発コードネームの一つ。低消費電力に重点が置かれたCシリーズ向け。
- 2011(平成23)年1月4日: Fusion APU Cシリーズ発売
AMD Fusion APUの第一弾の製品で、省電力とパフォーマンスを両立させたプロセッサーである。
低消費電力に重点が置かれており、「Cシリーズ」はTDPが9Wとなっている。TDPを倍の18Wにする代わりにCシリーズよりも性能側に重点を置いたEシリーズは「Zacate」コアが使われている。
Webを眺めながら音楽を聴く、といった二つの動作を同時にする一般的な需要にも充分なパフォーマンスを持っている。
Cシリーズの後継は、現時点では存在しない。
APUと、I/O機能を提供するFCH(Fusion Controller Hub)で構成されるプラットフォームをBrazosという。
現在の製品は、以下のものがある(→の右側はTurbo CORE時の周波数)。
- C-70 (C-60と同じ)
- C-60 (2コア、1.0GHz→1.333GHz) + HD 6290 (276MHz→400MHz)
- C-50 (2コア、1.0GHz) + HD 6250 (276MHz)
- C-30 (1コア、1.2GHz) + HD 6250 (277MHz)
用語の所属
AMD Fusion APU
関連する用語
Brazos
Zacate