Motorola 68010
読み:モトローラ-ろくはちまるいちまる
外語:Motorola 68010
Motorolaが開発したCISC型32ビットマイクロプロセッサー。1982(昭和57)年発売。
概要
Motorola 68000の後継製品として開発された。略称は「010」(オウ・ワン・オウ)。
68000に存在した幾つかの欠点を修正し、またいくつかの新機能を追加した。
68010は68000とピン互換であるが、改良のためにソフトウェア互換が失われており、このため完全な上位互換ではない。
後継はMotorola 68020である。
特徴
- SRからのMOVEが特権命令になった
- 上に伴い、CCRからのMOVE命令が追加された
- バスエラーの受信に対応し、仮想記憶が可能となった
- 例外スタックフレームの仕様が変更された
- 割り込みベクターテーブルがRAM上の任意の場所に設定可能となり、このためにベクターベースレジスター(VBR)が追加された
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