Kaveri
読み:カベリ
外語:Kaveri
AMD Fusion APU
のうち、第4世代Aシリーズ
APU
の開発コードネーム。メインストリーム向けなどの高性能シリーズ。
目次
概要
仕様
沿革
特徴
改良点
需要
機能
技術
パッケージ
名前の由来
製品
デスクトップ向け
モバイル向け
関係
概要
仕様
製造プロセス: 28nm バルクプロセス
CPUコア: Steamroller (SteamrollerB)
TDP
: 45W〜95W
L1キャッシュ: (不明)
L2キャッシュ
: 2Miバイト/モジュール(A10/A8)、1Miバイト/モジュール(A6/A4)
ソケット: Socket FM2+
※ 1モジュール=2コア
沿革
2014(平成26)年1月14日: 発売
特徴
改良点
AMDは、Kaveriを3世代目のAPUとしており、Kaveriで当初想定していたアーキテクチャに到達したとしている。
シングルスレッド性能を改善したCPUコアSteamroller
GCNアーキテクチャのGPUコア (最新のRadeon R7/R9相当)
CPUとGPUでメモリ空間を共有する「
hUMA
」技術
独自のグラフィックAPI「Mantle」対応
独自のオーディオAPI「TrueAudio」対応
需要
省電力とパフォーマンスを両立させたプロセッサーで、
Richland
の後継となる。
メインストリーム向けは「Aシリーズ」である。モバイル向けは未発表。
機能
4基のCPU(Steamrollerコア)と、8基のGPU(GCNアーキテクチャー)を搭載した、
ヘテロジニアスマルチコア
のプロセッサーである。
CPUコアは今回から採用される新コアSteamroller、GPUもGCNアーキテクチャーで856GFLOPSの演算性能を持つとされる、
技術
パッケージ
GLOBALFOUNDRIESの28nm バルクプロセスで製造されている。
名前の由来
Kaveri(カベリ/カヴェリ)は、インドを流れる川「カーヴィリ川」からと思われる。
製品
デスクトップ向け
現在の製品(発売予定を含む)は、以下のものがある(→の右側はTurbo CORE時の周波数)。
末尾Kは倍率ロックフリー版(いわゆるBlack Edition)。
A10
A10-7870K (4コア、3.9GHz) TDP95W
A10-7850K (4コア、3.70GHz→4.00GHz) + Radeon R7 2??D (654MHz→720MHz) TDP95W
A10-7800 (4コア、3.50GHz→3.90GHz) + Radeon R7 2??D (654MHz→720MHz) TDP65W
A10-7700K (4コア、3.50GHz→3.80GHz) + Radeon R7 2??D (?MHz→720MHz) TDP95W
A8
A8-7650K
A8-7600 (4コア、3.10GHz→3.80GHz) + Radeon R7 2??D (654MHz→720MHz) TDP65W
A6
A6-7400K (2コア、?GHz→?GHz) + Radeon R5 2??D (?MHz→?MHz) TDP65W
A4
A4-7300 (2コア、3.50GHz→3.80GHz) + Radeon R5 2??D (480MHz→514MHz) TDP65W
モバイル向け
(未発表)
関係
(先代)
Richland
→
Kaveri
→
Carrizo
(後継)
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