Intel AVX2 |
辞書:科学用語の基礎知識 中央演算処理装置用語x86編 (IYCP86) |
読み:インテル-エイヴィーエックス-トゥー |
外語:Intel Advanced Vector Extensions 2 |
品詞:名詞 |
Intelのプロセッサーの開発コードネーム「Haswell」から搭載された、拡張命令セット。
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概要 |
Sandy Bridgeから搭載されたIntel AVXの拡張。
次のような拡張が施されている。
また、性能も約2倍になっているとされる。
後継仕様は、512ビット長に対応するIntel AVX-512(通称AVX3)である。
特徴 |
機能の有無判別 |
EAXレジスターに7、ECXレジスターに0を代入してCPUID命令を実行し、EBXレジスターに得られたフラグのビット5が1のとき、Intel AVX2に対応する。
IntelはHaswell以降で対応する。AMDはExcavatorコアより対応する。
整数のSIMD演算 |
整数のSIMD演算(ベクトル演算)は、MMXの64ビットレジスターに始まり、SSE2で128ビットレジスターとなり、今回のAVX2で256ビットレジスターになったことになる。
SIMDを使う処理の中でも、ビデオコーデックは整数演算が多いことから、整数のSIMD演算性能向上はエンコード/デコードの速度の向上に繋がる。
リンク |
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