IgA |
辞書:科学用語の基礎知識 生物学編 (BBBIO) |
読み:アイジーエイ |
外語:IgA: Immunoglobulin A |
品詞:名詞 |
免疫グロブリン(抗体)のうち、定常部がα鎖であるもの。
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概要 |
ヒト免疫グロブリンでは、IgAは2量体(IgGタイプの抗体が2つ連なったもの)で、全体の約10%を占め、初期の免疫に関与する。
抗原特異性が低い。つまり、反応する異物の種類が多い。
特徴 |
主に粘膜面で活動する免責物質で、外敵の侵入を防ぐ。
IgAは抗原特異性低い。これは、特定の病原体(細菌やウイルス)だけに反応するのではなく、様々な病原体に広く反応する(付着する)守備反応の広さが特徴である。
予防のための免疫力であり、IgAが低下すると病気に罹りやすくなる。母乳にもIgAが含まれており、新生児を感染から守っている。
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