IOK-1
読み:アイオウケイ-ワン
外語:IOK-1

 かみのけ座方向にある銀河で、2006(平成18)年9月時点で最も遠方にあると観測された天体。
目次

天体の情報

基本情報

物理的情報

詳細情報

主なカタログ番号

天体の特徴

最遠の銀河
 2006(平成18)年9月時点で最も遠方にあると観測された天体である。
 赤方偏移量z=6.964で、距離にして約128億8千万光年。ビッグバンから約7億8千万年後の時代の銀河である。

探索
 観測のため、まず、かみのけ座の一角に「すばる深探査領域」(Subaru Deep Field: SDF)を定めた。
 この範囲内をすばる望遠鏡でくまなく観測し、ライマンα線を放つ若い銀河の探査観測を進めたところ、赤方偏移が7程度の銀河が二つ発見された。それぞれIOK-1、IOK-2と名づけられ、このうち距離の測定に成功したのがIOK-1である。

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