H-IIロケット8号機
読み:エイチトゥー-ロケット-はちごうき
外語:H-II・8F: H-II Launch Vehicle No.8
宇宙開発事業団(NASDA)により開発されたH-IIロケットの7号機であり、本番5号機。"H-II・8F" とも呼ばれる。
名前は8号機ではあるが、7号機の打ち上げが遅れたため、先に打ち上げられた。
1999(平成11)年11月15日16:29(@353)に種子島宇宙センター大型ロケット発射場より発射されたが、残念ながら失敗してしまった。
積載予定だった衛星
打ち上げ失敗
5号機に続き二連続の失敗をうけ、打ち上げ予定だった7号機の予定は凍結され、H-IIロケットの開発は中止、後続となるH-IIAロケットへと受け継がれることとなった。
この試験機が打ち上げようとしたものは、気象衛星ひまわりの後継機になる予定だった運輸多目的衛星(MTSAT-1)だったことから、後にMTSAT-1Rことひまわり6号打ち上げ成功まで、気象観測方面で波乱が巻き起こることになる。
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