GAIA
読み:ガイア
外語:Gaia: Global Astrometric Interferometer for Astrophysics
ヨーロッパ宇宙機構(ESA)が計画しているヒッパルコス衛星に続く位置天文衛星計画で、2011(平成23)年12月に打ち上げられる予定。
概要
世界最大の位置天文計画であり、銀河系内のみならず、銀河系外も含めた約10億星の位置などを、ヒッパルコス衛星の100倍の精度で測定する計画である。
衛星は位置測定用の反射望遠鏡2つと、スペクトル観測用の望遠鏡1つを備える。名前にはInterferometer(干渉計)という単語が含まれるが、これは計画変更により採用されず、名前だけが残っている。
観測
ソユーズロケットで打ち上げられ、太陽と地球に対する第2ラグランジュ点(L2)へ投入されることになっている。
5年間の観測で、各対象をそれぞれ約100回観測して、その固有運動や視差などを明らかにする。
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