LHCで生成可能な程度のブラックホールは既に宇宙線で作られ存在しているものである。ブラックホールは中性子星や白色矮星などの高密度天体によって活動を止められ、最後にはそれらを吸収する。しかし充分に古い中性子星は現に観測されており、LHCでブラックホールが発生し、例えそれが安定したものであったとしても、太陽の寿命内に地球を崩壊させる程の影響を及ぼす可能性はない。