青方偏移
読み:せいほうへんい
外語:blue shift

 天体が観測者から近づく運動をしている場合、ドップラー効果によって、スペクトル線は全体的に青い(波長の短い)方向へずれる。これを青方偏移という。
 青方偏移量を測定すると、その天体が地球へ近づいてくる速度を求めることができる。
 例えば、アンドロメダ銀河(M31)は観測により青方偏移があり、秒速300km程度の速度で地球へ近づいて来ている事が判明している。

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