負論理
読み:ふろんり
外語:negative logic
電圧レベルのHighを「0」、Lowを「1」に対応させるディジタル回路設計上の論理定義。アクティブ・ローともいう。
概要
論理と電圧がちょうど逆になるのが特徴である。
一見分かりにくそうであるが、回路設計においてはこちらが主流であり、よく使われている。
特徴
基礎知識
正論理、または負論理のどちらか一方だけを使ってディジタル回路を設計することは勿論可能だが、実際の設計では正論理と負論理は混在で使われる。
これは例えば正論理のAND回路はそのまま負論理ではORとなるなど、正負論理の選び方で機能が変わるので、これをうまく利用すればゲート回路の種類が少なくて済むからである。
正論理と負論理が混ざるというと、いかにも頭が混乱しそうだが、MIL記号法による回路表記は、このあたりが非常に分かりやすいように工夫されている。
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