論理値
読み:ろんりち
外語:logical value

 ディジタル回路や、それに準ずる電子計算機などにおける値のこと。ここでは値は離散的(飛び飛びの状態)であって、一般に二種類(0または1)しか結果を持たない。これを二進数ともいう。
 そして、この二つの値を論理値といい、それぞれ(しん)と(ぎ)と呼ぶ。英語では真をtrue、偽をfalseと呼ぶ。
 電圧の高低のどちらを0と1にするかは扱い方により、更に0と1のどちらを真・偽とするかも扱い方による。
目次

ディジタル回路においての論理値
 ディジタル回路では、高電圧となった時に1/真、低電圧となった時に0/偽とするのを「アクティブ・ハイ」と呼び、逆を「アクティブ・ロー」と呼ぶ。

コンピューターにおいての論理値
 コンピューターはディジタル回路で作られていることから、論理演算などに用いられる。trueやfalseを使用するプログラミング言語(C++Javaなど)ではアクティブ・ハイであり、1がtrue、0がfalseとなる。
 なお、言語としてのJavaではtrue/falseは数値ではなく、論理型(boolean型)を持つ。整数へのキャストや代入はできず、条件式に記述できるのはboolean型のみである。また&&や||の評価値も整数(Cだと必ず1か0になると定義されている)ではなく、true/falseになる。なお、VMレベルではintとして扱われている。

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