血圧
読み:けつあつ
外語:blood pressure

 血管内の血液が持っている圧力のこと。
目次

概要
 動物は、心臓の収縮と拡張により血液を循環させている。
 このため血圧は収縮期と拡張期で二種類存在し、おのおの、収縮期血圧(最高血圧)と拡張期血圧(最低血圧)という。
 圧力の単位はパスカルで表わさなければならないが、血圧に関しては長年の慣行もあり、今でもmmHgが使われている。
 760mmHg=1013hPaなので、mmHgを約1.33倍すればhPaが得られる(140mmHg→約187hPa)。

特徴
 病院の診察室での測定と、家庭での測定では結果が変わるらしい。

高血圧
 病院の診察室での測定で140/90mmHg以上、家庭で測定した血圧で135/85mmHg以上の場合、高血圧と診断される。
 正常血圧は、診察室での測定で130/85mmHg未満とされている。

血圧の目標値
 年齢が上がるほど血圧も上がる傾向にあるが、血圧の目標値も日本高血圧学会などで定められている。
 診察室血圧家庭血圧
若者・中年130/85mmHg未満125/80mmHg未満
高齢者140/90mmHg未満135/85mmHg未満
糖尿病疾患患者130/85mmHg未満125/75mmHg未満
慢性腎疾患患者
心筋梗塞後患者
脳血管障害患者140/90mmHg未満135/85mmHg未満

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