花菖蒲
読み:はなしょうぶ
外語:Japanese iris
水辺などの湿地に群生するアヤメ科アヤメ属の多年草。
目次
情報
分類
旧階層
新エングラー分類法
クロンキスト分類法
生態
特徴
情報
分類
▼はAPG分類法における階層で、従来の階級にないもの。
ドメイン
:
真核生物
Eukaryota
界:
植物界
Plantae
門:
被子植物門
Angiosperm
▼: 単子葉類 monocots
目: キジカクシ目 Asparagales
科: アヤメ科 Iridaceae
属: アヤメ属 Iris
種: 花菖蒲 ensata
旧階層
古い分類法での階層構造は次の通り。
新エングラー分類法
門:
被子植物門
Angiospermae
綱:
単子葉植物綱
Monocotyledoneae
目: ユリ目 Liliiflorae
科: アヤメ科 Iridaceae
クロンキスト分類法
門: モクレン門 Magnoliophyta
綱: ユリ綱 Liliopsida
亜綱: ユリ亜綱 Liliidae
目: ユリ目 Liliales
科: アヤメ科 Iridaceae
生態
日本原産。
日本で品種改良された園芸種で、原種は野花菖蒲(ノハナショウブ)。
特徴
単にショウブと呼ばれることもあるが、ショウブは同名で別種があるため、ハナショウブと呼ぶのが正しい。
様々な品種が作られており、花の色や覆輪などの違いの組み合わせで、その数は数千種類にもなるとされる。
江戸時代に江戸にもたらされてから流行し、今では改良された地域にちなんで、江戸系、伊勢系、肥後系の3系統に分けられている。
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