約分
読み:やくぶん
値の等しい分数の集合の中から、最も分母の小さいものを選び出すこと。
概要
具体的には、分子と分母を共通の約数で除算する演算である。
約数は公約数が使われるが、それ以上の約分が必要ない分数を得るためには、最大公約数が使われる。
特徴
種類
最大公約数が1であるものは、それ自体既に約分されたものと同じ状態であり、このような分数を既約分数という。
対して、最大公約数が1でないものは約分が可能なので、このような分数を可約分数という。
演算
例えば2/4は、2と4の最大公約数が2なので、分子と分母を2で割ると、1/2という値が得られる。
同様に、16637/19050という大きな数でも、16637と19050の最大公約数が127なので、分子と分母を127で割ると、131/150という値が得られる。
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