疑陽性
読み:ぎようせい

 医学的な検査における所見で、検査結果が陽性陰性の中間であるもの。

概要
 陽性ではないが、陽性に近い反応のもの。古くはツベルクリン反応でこの表現が使われていたが、最近では使われなくなってきている。
 陽性を+、陰性を-とすると、疑陽性は±の記号で表現される。
 血液検査/尿検査等で、検査対象が健常者でも微量存在するような場合、疑陽性(±)が正常となることが多い。
 なお、「偽陽性」は語感が似ているが、全く意味の異なる語である。

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