構造相転移
読み:こうぞう-そうてんい
温度、圧力、電磁場などの条件を変化させることで生じる物質の構造変化。
概要
物質は、温度、圧力、電磁場といった外的条件により、固相・液相・気相間を変化したり、アモルファスのように結晶性の異なる物質へと変化することがある。
このような変化を総じて「構造相転移」、または分野を限定して単に「相転移」という。
特徴
固体、液体、気体からなるそれぞれの相を、固相、液相、気相といい、この三種類を「物質の三態」という。
三態間の変化は、次のように呼ばれる。
- 固相(固体)
- →液相(液体) ‐ 融解、熔融
- →気相(気体) ‐ 昇華
- 液相(液体)
- 気相(気体)
- →固相(固体) ‐ 凝結、昇華
- →液相(液体) ‐ 凝縮、液化
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