弱電
読み:じゃくでん
電子回路や電子技術のこと。また、そのような回路で使う電圧。最近は利用者も減り、死語化しつつある。
概要
昔の電子制御回路ではDC5V前後の電圧しか使えなかったことから、こういった電子技術が弱電と呼ばれ、それ以外の電気技術を強電と呼び区別された。
上は何ボルトまでが弱電かについては、基本的には感電事故の恐れのある電圧かどうかで区別され、概ね48Vが基準になることが多い。
特徴
具体的な基準は存在しないが、直流の場合60Vを超えると絶縁が必要になるため、少なくともこの電圧未満であり、ある程度の余裕をもって安全な電圧が基準となる。それが、概ね48Vだったようである。12Vのn倍とすると、5倍で60V、4倍で48Vであるため、48Vが一つの基準となったものと思われる。
現在、家庭内での直流給電への動きがあるが、パナソニックなどは、DC48Vでの標準化を想定している。
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