対生成
読み:ついせいせい
外語:pair production

 空間のある一点に大きなエネルギーが集中した時、粒子と反粒子(物質反物質)、例えば電子陽電子が生じる現象。対消滅の逆。

概要
 「場の量子論」においては、場が大きく振動した際に、そのエネルギーにより真空より粒子と反粒子の対が生まれるとされる。
 空間のある一点に電子+陽電子のエネルギーの和以上のエネルギーが集中した時、例えばある原子核に対応するエネルギー以上のエネルギーを持った光子が衝突すると、電子と陽電子の対生成が起こる。

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