半素数
読み:はんそすう

 二つの素数で表わされる自然数(合成数)。

概要
 複数の素数で表わされる自然数合成数というが、そのうち積が二つであるものが半素数である。
 半素数は素因数分解できるため、それ自体はもちろん素数ではない。しかし任意の素数と任意の素数の積で表わすことができる数であるため、暗号学のうち暗号理論、特に素数の積を公開鍵として用いている公開鍵暗号方式などで重視される。
 素数は無限に存在するので、半素数も同様に無限に存在する。
 最小の素数が2であるため、2×2で表わされる4が最小の半素数である。

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