十二指腸
読み:じゅうにしちょう
外語:duodenum

 小腸のうち上部の、腸間膜を持たない部分。長さが指12本分程度(約25cm)であることからこの名がある。消化管の中ではの次にあり、胃の出口(幽門部)を越えると十二指腸である。
 膵臓からの膵管が接続されており膵液が分泌され、肝臓胆嚢からの胆管が接続されており胆汁が分泌される。
 十二指腸の消化酵素はエンテロキナーゼで、膵液中のトリプシノーゲンをトリプシンに転換する働きを有する。

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