消化管
読み:しょうかかん
外語:alimentary canal
消化系の中心となる管。腸管とも。
口→食道→胃→小腸→大腸→肛門(人間の場合)が、一本の長い管であることから消化管と呼ばれる。
生物の受精卵が細胞分裂を繰り返し、やがて周囲が中心に向かって丸まり中央に窪みが出来る。これを原口(げんこう)という。そして中に出来た空洞が消化管となる。徐々に体が形作らる中、違うところにもう一つ穴ができることで、完全な管となる。このうち、最初の窪みが口になる生物を先口動物、肛門になる生物を後口動物といい、先口動物は比較的下等な動物とされる。人間は後口動物である。
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