剰余
読み:じょうよ
外語:excess
除算で、割り切れずに残った値のこと。余り、残り。
概要
例えば「5÷3」は「1余り2」となる。この場合、1が商であり2が剰余である。
この時、日本の算数では次の二通りの書き方がある。
5÷3 = 1…2
5÷3 = 1あまり2
昭和の時代は「…」が多く、平成後半以降は「あまり」が多いらしい。どちらで書いても問題なく、どちらでも正しい。
しかしながら、小学校の先生の中には独自のルールをいたずらに強いる人がいるため、先生が教えていない方法で書いた場合は減点される可能性がある。
コンピューター
コンピュータープログラムにおいても、剰余はよく用いるものであるため、演算子が用意されることが多い。
但し条件によっては演算子が使えない場合もある。
例えばC/C++では、2項%演算子のオペランドは双方とも汎整数型でなければならない。浮動小数点数の剰余は、Cならmath.h、C++ならcmathで定義されるdouble fmod(double x, double y)関数を使用する。対し、C/C++の影響を受けた言語でもJavaやKotlinではDouble型などでも%演算子がそのまま使用できる。
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