内分泌撹乱物質
読み:ないぶんぴつ-かくらんぶっしつ
外語:endocrine disrupting chemicals

 動物の生体内に取り込まれると、正常なホルモンの作用に悪影響を与える外因性の物質のこと。
 ヘキサクロロシクロヘキサン(HCH)、エチルパラチオン、カルバリル、クロルデン、1,2-ジブロモ-3-クロロプロパン(DBCP)、DDT、DDE、DDD、ケルセン、アルドリンなどの、有機燐系や有機塩素系の殺虫剤が主である。他にポリ塩化ビフェニール(PCB)のような工業で使われる物質もある。
 一般に農薬として広く使われ、虫も喰わぬような野菜人間が食べつづけ蓄積したこれらの物質は、やがて体に異常をきたすのである。

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