不顕性感染
読み:ふけんせい-かんせん
ウイルス等の病原体に感染していながら、症状が現われない状態のこと。
概要
症状が出なくても、あるいは症状が出てから回復した後でも、感染は続いている場合がある。この場合、本人に自覚がないのに病原体を媒介することとなり、危険な存在といえる。
サイトメガロウイルスや西ナイルウイルス、ポリオウイルスなどのように、不顕性感染が通常の場合がある。この場合は体内にウイルスを保持したまま、同時に終生免疫を持つことになる。感染した本人は人体に影響がないが、第三者へ感染させてしまう可能性はある。
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