ヴァイキング1号
読み:ヴァイキングいちごう
外語:Viking 1
アメリカの火星探査機。1975(昭和50)年8月21日06:22:00(JST)(20日@931)にNASAにより打ち上げられ、1976(昭和51)年7月19日に火星軌道に到達、翌20日に着陸船(Lander)が火星のクリス高原西斜面に軟着陸した。
着陸船は火星に微生物が生息するかどうかの調査を行なった。しかしこの調査の結果については議論が分かれている。
また、着陸船が撮影した着陸船のカラー写真は火星の空の色がピンク色であることを示していた。それまでは火星の空の色は暗青色と考えられていたが、その説を覆したことになる。ピンク色の原因は、火星の土が大気中に漂い、それが太陽光を反射させているためであると考えられている。
ヴァイキング1号との交信は1982(昭和57)年11月11日を最後に途絶えた。その約半年後の1983(昭和58)年5月21日に計画は正式に終了された。
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