レスタス
読み:レスタス
外語:Restas

 フルトプラゼパムを成分とする持続性心身安定剤(抗不安薬)。メーカーはMSD(旧・日本オルガノン→シェリング・プラウ)。
目次

薬品の特徴

製品

効果・効能
 神経症、心身症(高血圧、胃・十二指腸潰瘍、慢性胃炎、過敏性腸症候群)に伴う不安、緊張、抑鬱、易疲労性、睡眠障害に効果がある。
 セパゾン(成分はクロキサゾラム)に次いで二番目に強力な抗不安薬であると言われている。
 ただ、薬の効果は人それぞれなので、この薬が効かないからとって悲観することはない。

成分・添加物

成分

添加物

規制区分
 本剤は、現時点では向精神薬には指定されていない。

用法・用量
 成人にはフルトプラゼパムとして1日2mg〜4mgを1〜2回に分割経口投与する。

剤形
 円形白色素錠

風味等
 不明。

名称の由来
 不明。

注意点
 小児への安全性は確立していない(投与経験少)。
 妊婦・授乳中の婦人へは投与しないことが望ましい。ベンゾジアゼピン一般は、新生児へ悪影響がある事が知られる。また母乳中への移行が確認されている。
 高齢者へは慎重に投与すること。

副作用など
 眠気、倦怠感等が確認されている。
 発疹・掻痒が生じた場合(0.1%未満)は服用を中止すること。

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