ベビーロケット
読み:ベビーロケット
外語:baby rocket

 ペンシルロケットに続く日本の固体燃料ロケット。
目次

概要
 東京大学生産技術研究所で糸川英夫を中心に開発され、1955(昭和30)年に初めて発射された。
 長さは約1mである。

特徴
 失敗もあったが、最終的に36機を打ち上げ、到達高度は最高で6kmを記録した。
 このロケットの後、日本は国際地球観測年(IGY)への参加が決まった。高度100kmから地球を観測するもので、これを実現させるべく、後継となるカッパロケットの開発が始まることとなる。
 
 このロケットは、タイニー・ランス→ベビー・ランス→フライイング・ランスという名で開発される計画の二番目、ベビー・ランスに相当するものである。

再検索