ピンクペッパー
読み:ピンクペッパー
外語:pink pepper
ピンク色をした香辛料の総称。赤胡椒、フランス語で「ポァブルローゼ」とも。
概要
そもそもペッパーは、収穫時はグリーンであり、熟すと赤くなり、乾燥させると黒くなる。
しかし、一般にピンクペッパーとして市販されているものは、ペッパー(胡椒)と名があるが、実際にはペッパーとは別物であることが多い。
ピンクペッパーには定義がなく、このため様々なものがピンクペッパーとして使われている。
特徴
種類
主なピンクペッパーは、次のものである。
- ウルシ科コショウボク(通称ペッパーツリー)の果実を乾燥させたもの
- 西洋ナナカマドの果実を酢漬け、または乾燥させたもの
- 赤く熟した本物の胡椒の果実を塩漬け、または乾燥させたもの
風味
日本で一般的なコショウボクの果実は、木に房状に実り、その形状は胡椒によく似ている。
しかし、胡椒のような辛味は少なく、ほのかな苦味と甘い香りを持つのが特徴となっている。鮮やかな色を生かして、オードブル、ステーキ、マリネ、サラダ、ムニエルなどに使われる。
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