バーナード・ループ
読み:バーナードループ
外語:Barnard's loop

 オリオン座に見られる散光星雲で、三つ星の東側を取り囲むように広がり淡い赤い光を放っている巨大なガス雲のこと。アメリカの天文学者Edward Emerson Barnard(エドワード・エマーソン・バーナード)が発見したことにちなみ、この名がある。
 濃い北側と淡い南側に分けることができ、このうち濃い北側のカタログ名称はSh2-276。
 位置は2000年分点で赤経05h 52.0m、赤緯+03°。距離は1,500光年。
 今から200万年ほど前、三つ星の南にみえるM42の中で超新星爆発が起きた名残りと考えられている。

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