ナノ
読み:ナノ
外語:n: nano
国際単位系のSI接頭語の一つ。10の−9乗の意。10億分の一。記号は小文字で「n」である。
概要
用途
マイクロの1/1000、ピコの1000倍である。
古典にみられる単位の「塵」(じん)に相当する。
長さのnm(ナノメートル)などの利用例があり、ナノテクノロジーなどの用語がある。
由来
nanoはラテン語で神話に登場する「小人」(ドワーフ)を意味するnanosを語源とする。
一覧
SI的に可能性のありそうな単位は次の通り。実際には、その殆どは使用実績が無い。
- 基本単位
- 組立単位
- nHz ‐ ナノヘルツ (周波数)
- nN ‐ ナノニュートン (力)
- nPa ‐ ナノパスカル (圧力・応力)
- nJ ‐ ナノジュール (エネルギー・熱量)
- nW ‐ ナノワット (仕事率・工率)
- nC ‐ ナノクーロン (電荷・電気量)
- nV ‐ ナノボルト (電位差・起電力)
- nF ‐ ナノファラッド (電気容量)
- nΩ ‐ ナノオーム (電気抵抗)
- nS ‐ ナノジーメンス (コンダクタンス)
- nWb ‐ ナノウェーバー (磁束)
- nT ‐ ナノテスラ (磁束密度)
- nH ‐ ナノヘンリー (インダクタンス)
- nlm ‐ ナノルーメン (光束)
- nlx ‐ ナノルクス (照度)
- nBq ‐ ナノベクレル (放射能)
- nGy ‐ ナノグレイ (吸収線量)
- nSv ‐ ナノシーベルト (線量当量)
- 併用可能単位
- nL ‐ ナノリットル (容積)
- nt ‐ ナノトン (容積)
- nB ‐ ナノベル (比の対数)
- neV ‐ ナノ電子ボルト (エネルギー)
- nua ‐ ナノ天文単位 (長さ)
- na ‐ ナノアール (面積)
- nbar ‐ ナノバール (圧力)
- nb ‐ ナノバーン (面積)
- 非SI単位
- nerg ‐ ナノエルグ (エネルギー)
- ndyn ‐ ナノダイン (力)
- nP ‐ ナノポアズ (粘度)
- nSt ‐ ナノストークス (動粘度)
- nsb ‐ ナノスチルブ (輝度)
- nph ‐ ナノフォト (照度)
- nGal ‐ ナノガル (照度)
- nMx ‐ ナノマクスウェル (磁束)
- nG ‐ ナノガウス (磁束密度)
- nOe ‐ ナノエルステッド (磁界の強さ)
- ncal ‐ ナノカロリー (熱量)
- nCi ‐ ナノキュリー (放射能)
- nR ‐ ナノレントゲン (照射線量)
- nrad ‐ ナノラド (吸収線量)
- nrem ‐ ナノレム (線量当量)
- nγ ‐ ナノガンマ (磁束密度)
- nJy ‐ ナノジャンスキー (電磁波束)
- nAh ‐ ナノアンペアアワー (電荷・電気量)
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