クワーオワー
読み:クワーオワー
外語:Quaoar

 パロマー山天文台で発見された太陽系外縁天体(エッジワース・カイパーベルト天体)。
 Quaoarの発音が謎過ぎて、各方面から様々に呼ばれている(後述)。
目次

天体の情報

基本情報

衛星
 衛星はない。

天体の特徴

名称
 「クワーオワー」は、朝日新聞によって報じられた時のカナである。恐らく、これが日本に初めてもたらされたQuaoarのカナであった。しかしこの発音が正しいという根拠は何もなく、そもそも誰も発音が分からなかったのである。かくして、各方面はQuaoarの読み方に苦慮したと見られる。
 国立天文台は「クワーワー」としているようである。
 JANNETではトングバ語で「クァオアル」であるとしている。
 この名前は、アメリカの先住民族の神話に登場する、万物が誕生する切っ掛けを与えた存在の名から取られた。国際天文連合の承認がない時点で名前が発表されたため、世界を驚かせた。

規模
 直径は約1250kmで、冥王星の発見以来、太陽系で発見された最大の天体である。
 しかし直径が冥王星の約半分、月の約1/3と小さいため、第10惑星ではなく「巨大な小惑星」と位置づけられた。
 実視等級は18.5等である。

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