クレアチニン
読み:クレアチニン
外語:creatinine
血液中に含まれる、クレアチニン(有機酸の一種クレアチンの代謝物)の量。
概要
尿酸や尿素窒素と同様に、尿として排泄される老廃物である。
筋肉運動に伴って生じるため、その量は筋肉量に比例する。
クレアチニンは腎臓の糸球体で濾過され尿の材料(原尿)となるが、尿細管で再吸収されることはなく、そのまま尿として排泄される。
そこで血中のクレアチニン量を調べることで、腎臓が機能しているかどうかを判断することができる。
単位は「mg/dl」である。
正常値
基準値は、男性で0.61〜1.04mg/dl程度である。女性の場合は1割程度低めとなる。
もし基準値を超えている場合は、腎機能を調べるための精密検査が必要である。
4mg/dlを超えるようだと既に末期の腎不全が疑われ、人工透析が必要となる。
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