いて座矮小楕円銀河
読み:いてざ-わいしょう-だえんぎんが
外語:Sgr dSph: Sagittarius Dwarf Spheroidal Galaxy

 いて座方向に見られる矮小楕円体銀河で、銀河系の伴銀河の一つ。
目次

情報

基本情報

物理的情報

観測情報

主なカタログ番号
 (特になし)

特徴

規模
 直径は約1万光年、質量は銀河系の1/1000程度とされている。1〜5億個程度の恒星が集まっていると考えられている。
 現在の地球からの距離は約7万光年だが、バルジを挟んで銀河系の向こう側にあることから、大きくは見えるが暗い。

銀河内の天体

軌道
 銀河中心から半径約5万光年の極軌道で周回しており、やがて銀河系に取り込まれ合体するものと考えられている。
 銀河系から非常に強い潮汐力を受けているが、今のところは比較的形を保っている。これはダークマターの量が多いためではないかとする説がある。

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