CEVO Engine |
辞書:科学用語の基礎知識 中央演算処理装置商品名編 (INCPU) |
読み:シーボエンジン |
外語:CEVO Engine: CELL Evolution Engine |
品詞:固有名詞 |
東芝の、テレビ向けの映像処理プラットフォーム。2011(平成23)年の「2011 International CES」で発表した。
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概要 |
東芝は、Cell Broadband Engineを採用したCELL REGZAを開発した。
しかしCell自体は汎用のプロセッサーであり、通常の映像を3次元映像(3D映像)に変換する2D‐3D変換処理などの機能は、全てCellで動作するソフトウェアで処理されていた。
このため様々な面で高コストであり、代わって開発されているのがCEVOである。
特徴 |
CES2011時点では開発中であり具体的なことは不明だが、Cellとは全く異なるアーキテクチャーの画像処理LSI(SoC)と、その上で動作するソフトウェアの総称としている。
CELL REGZAではCellでソフトウェア処理していたものを専用回路で実現して統合することで、消費電力の低減などを可能とする。
また、CELL REGZAでは外付けだったチューナー部を一体化するなどSoCならではの機能統合も可能で、低コスト化も可能としている。
これにより、CELLで実現してきた機能を普及価格帯のテレビでも実現することを標榜している。
リンク |
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