Ah |
辞書:科学用語の基礎知識 工学系技術編 (NENGI) |
読み:アンペアアワー |
外語:Ah: ampere hour |
品詞:名詞,単位助数詞 |
アンペア時。電荷及び電気量の単位。電池容量などに使われる単位で、1Aを1時間流せると1Ahとなる。
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概要 |
例えば10[Ah]だった場合、10[A]を1時間、5[A]を2時間、2[A]を5時間、1[A]を10時間流せることを意味する。このうち、10時間で放電する容量を10時間率容量として表現することがある。
充電池などではAhは単位が大きすぎるため1/1000のmAhが使われることが多いが、近年では4000mAhといった、すでにAhの大きさに達した表現も珍しくはない。ミリで表わして大きい状況は、タウリン1000mg配合などに類例が見られる。
特徴 |
Ahは頻用されるが、しかしこれは国際単位系の単位ではない。
理由は、時間として、秒(s)ではなく時(h)を掛けてしまったためである。
SIではクーロン(C)=[A・s]で表現され、1[Ah]=3.6[kC]である。
リンク |
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