62進数
読み:ろくじゅうにしんすう
62進法で表記した数値のこと。一桁を0〜9、A〜Z、a〜zの62個の文字を用いて表現する。
概要
2進数・8進数・10進数・16進数といった数学でも使う進数とは違い、コンピューターの都合に合わせた数値表記とも言える。
プログラミング言語で定数として表記することは殆どの場合できず、画面やファイル等に対して処理として入出力する様な場合に使われる例がある。
特徴
定義
16進数の場合、英字はA〜Fまでの6種類を使うが、G〜Zまでの20種類が残っている。
これを全て用いて表記した場合は36進数となるが更に、ASCIIの範囲内だけでも英字は大文字と小文字が別に扱われているため、a〜zの26種類の文字を加えると、都合62種類の文字が使えることになる。
n桁で表わされる最大値は、62n-1である。
利用法
しかしながら、62進数で使う例は、あまりない。
62というのは中途半端で使いにくいからであり、あと2文字足すと26=64となってコンピューターで扱いやすい。そこで、何らかの2文字を追加して、64進数とする例が多い。
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