DIGIC
読み:ディジック
外語:DIGIC: DigitalImagingIC
キヤノンのデジタルカメラ用画像処理プロセッサー。
概要
- カメラ用映像エンジン
- 最初の映像エンジン(無名) ‐ 1999(平成11)年にPowerShot S10に1チップデジタル信号処理ICとして搭載
- 新映像エンジン(無名) ‐ 2代目
- DIGIC(初代) ‐ 2003(平成15)年に3代目のエンジンがDIGICと命名されて登場
- DIGIC II ‐ 4代目
- DIGIC III ‐ 5代目
- DIGIC 4 ‐ 6代目 2008(平成20)年
- DIGIC 5 ‐ 7代目 2011(平成23)年
- DIGIC 6 ‐ 8代目 2013(平成25)年8月
- DV用映像エンジン
- DIGIC DV (初代)
- DIGIC DV II ‐ 2代目
- DIGIC DV III ‐ 3代目
- DIGIC DV 4 ‐ 4代目 2013(平成25)年
特徴
民生機器向けのSoCとしては珍しく成功した例である。
キヤノンは、コンデジから高級一眼レフまで広く使用し、高機能なLSIの低コスト化を推し進めた。
多くの機種では1基を搭載して使用しているが、高機能のフラッグシップモデルにもなると2基搭載するものもある。たとえば「EOS-1D X」は、DIGIC 4の17倍の処理速度があるとされるDIGIC 5+を2基搭載したデュアルDIGIC 5+マシンとなっただけでなく、さらに距離測定とAF処理にDIGIC 4も使用している贅沢な逸品である。
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