ARM Cortex
読み：アーム-コーテクス
外語：ARM Cortex

　ARM社が設計したRISCプロセッサーのコアファミリー名の一つ。

目次 概要 特徴 技術 系統一覧

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概要
　ARM11の後継である。これまでは、社名ARMの後に数字をつけたものをプロセッサーのコアファミリー名として用いてきたが、これが一新された。
　3シリーズがある。

• Cortex-Aシリーズ ‐ マルチメディア処理などをもつ携帯電話機用のハイエンド
• Cortex-Rシリーズ ‐ 携帯電話機の信号処理などを想定したリアルタイム制御組み込み用
• Cortex-Mシリーズ ‐ ディジタル家電向け

　ちなみに、このシリーズ名を三つ繋げると「ARM」となる。

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特徴

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技術
　ARMv7-Mはハーバード・アーキテクチャーであることを特徴とする。
　Cortex-Mでも、ARMv6-MであるCortex-M0とM1は、他のARMシリーズと同様にノイマン型電子計算機である。

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系統一覧
　代表的なARM Cortexファミリーのアーキテクチャー名に、次のものがある。

• ARM Cortex
  • ARMv6-M
    • Cortex-M0
    • Cortex-M0+
    • Cortex-M1
  • ARMv7-A
    • Cortex-A5
    • Cortex-A7
    • Cortex-A8
    • Cortex-A9
    • Cortex-A12
    • Cortex-A15
    • Cortex-A17
  • ARMv7-R
    • Cortex-R4
    • Cortex-R4F
    • Cortex-R5
    • Cortex-R7
  • ARMv7-M (ハーバード・アーキテクチャー)
    • Cortex-M3
  • ARMv7E-M (ハーバード・アーキテクチャー)
    • Cortex-M4
  • ARMv8
    • Cortex-A50シリーズ
      • Cortex-A53 (コードネームApollo)
      • Cortex-A57 (コードネームAtlas)

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