1994 XM1
読み:いちきゅうきゅうよん-エックスエムいち
外語:1994 XM1
1994(平成6)年に、地球から僅か10.5荳kmまで接近した小天体。
概要
この小惑星はアポロ型小惑星に属する地球近傍小惑星であり、地球の公転軌道のすぐ内側から、火星と木星の公転軌道の中間付近までの楕円軌道を公転している。
このため、地球と火星に対し、軌道上それぞれ二箇所、接近する要素が存在することになる。かつ、地球軌道に対してかなり近いところを併走する軌道であるため、もし互いが接近するタイミングになった場合は衝突するリスクが比較的高い。
概要
地球と月の間が38荳kmなので、月よりも遥かに近いところを、この天体は通り抜けたことになる。
しかしこの天体は直径が10m程度と小さく、もし地球に衝突しても上層大気中で爆発して消滅し、地表への影響はほぼ皆無と考えられたため、あまり騒がれなかった。
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