血中酸素濃度 |
辞書:科学用語の基礎知識 医学・用語編 (BMEDY) |
読み:けっちゅうさんそのうど |
品詞:名詞 |
血液中に酸素がどれだけあるか、という指標だが、これは俗称であって、医療用語ではない。
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概要 |
一般には動脈血酸素飽和度、中でも経皮的動脈血酸素飽和度(SpO2)のことを言うことが多い。
従って、血中酸素濃度と言った場合は経皮的動脈血酸素飽和度を意味するものとして解釈することになる。
特徴 |
血中の酸素の大部分は、赤血球のヘモグロビンと結合している。これを割合で表現したものが酸素飽和度であり、通常、計測され数字で表わされるのはこの酸素飽和度である。従って狭義には、血中酸素濃度とはこの酸素飽和度を意味する。
しかしそれ以外にも、血液中の水分に溶け込んでいる酸素もいくらかは存在する。そういったものを含めた表現が血中酸素濃度であると言える。しかし医療の場において、本当の意味でこのようなものを計測することはほぼない。
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