獣帯
読み:じゅうたい
外語:zodiac

 天球上で太陽水星金星火星木星土星の7惑星(古典的概念における惑星)が通過する帯域のこと。
 元のラテン語が「動物の環」を意味することに因る訳語。黄道帯とも。
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特徴
 黄道を中心に、南北それぞれに8°ないし9°の範囲を取る。
 占星術では、これを周方向に12等分し、黄道十二宮として重要視する。
 現代の天文学でも、彗星や小惑星が多く見つかる領域であるため、それを狙って多くの観測がされている。

由来
 古代のバビロニアやシュメールでは1日を2時間ずつ12の時間に分けていたが、これを獣帯に当てはめて天文時計として使用していた。
 この時の12区分にそれぞれ星座の名前を付けたものが、黄道十二宮の始まりとされる。

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