ライティングダクト工事
読み:らいてぃんぐだくとこうじ
電気工事のうち、ライティングダクトを使う施工法。
概要
ライティングダクト工事ができる場所は、露出(展開した)場所と点検できる隠蔽場所で、なおかつ乾燥した場所に限られる。つまり乾燥した見える場所にしか工事できない。
なおかつ、300V以下に限られる。
特徴
施工方法
ライティングダクトの施工方法には、次のような決まりがある。
- 支持点間距離(固定する間隔)は2m以下とする
- ダクトの終端部は、終端部はエンドキャップで閉塞する(へいそく;塞ぐこと)
- 開口部の向きは原則として下向きとする。簡易接触防護措置を施し、ダクトの内部に塵埃(ホコリなど)が入らないように取り付けた場合は横向きにもできる
- 壁などの造営材を貫通してはいけない
電圧
使用電圧は300V以下とする制限がある。
照明器具を付けるのであれば100V用のもので充分であるが、単相200Vを取ることが可能なものや、工場等で使用するものは三相200Vの電源を取ることが可能なものもある。
接地
ライティングレールに接地が必要な場合、ライティングダクトの使用電圧は300V以下なので、D種接地となる。
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