マルカリアンの鎖
読み:まるかりあんのくさり
外語:Markarian's Chain

 おとめ座銀河団を構成するサブクラスターの一つで、弧を描くように曲線状に銀河が並んでいるため鎖と呼ばれている。
目次

概要
 単に並んでいるだけではなく、固有運動が観測されている。
 この固有運動を発見したアルメニアの天体物理学者ベンジャミン・マルカリアン(Benjamin Markarian)にちなんで、マルカリアンの鎖と命名された。

特徴
 マルカリアンの鎖は写真でみると6個のまとまりで見られ、うち二つはそれぞれ二つの銀河からなる。順番に次のように並んでいる。
 6個のまとまり以外にも多数の銀河が周辺に見られるが、それらの銀河の固有運動は不明であり、偶然重なって見えるだけではないかともされている。

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