フォボス
読み:フォボス
外語:Phobos
火星
の第一衛星。火星に二つある
衛星
中で、近く、かつ大きい。しかし太陽系の衛星中では非常に小さいものの一つである。
目次
天体の情報
天体の特徴
天体の発見
天体名
公転軌道
由来
天体の情報
公転軌道半径: 9,378km、軌道形状は長楕円形
天体の
直径
: 22.2km
天体の質量: 1.08×10
16
kg
天体の特徴
天体の発見
1877(明治10)年8月12日にアメリカの天文学者Asaph Hall(アサフ・ホール)によって発見された。
天体名
英名Phobos(フォボス)は、
ギリシャ神話
において、
アレス
(火星)とその愛人である
アフロディテ
(金星)の息子のうちの一柱である。
公転軌道
この衛星は火星からの距離が近い。
火星の
静止軌道
より内側で、火星の
ロシュ限界
に近い。そして徐々に火星に近付いており、数千万年中に消滅するものと考えられている。
由来
フォボスは元々は
小惑星
と同様に
炭素
を多く含む岩と氷で出来ている。
このため元々は小惑星だったと考えられており、
木星
の影響で摂動を受けて軌道を変え、火星に捕らえられて衛星になったと考えられているが、現時点ではこれを証明する明確な理論はない。
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