ナス科の植物のうち、唐辛子が属する一群。

目次 情報 分類 旧階層 新エングラー分類法 クロンキスト分類法 下位分類 特徴

情報

分類

▼はAPG分類法における階層で、従来の階級にないもの。

• ドメイン: 真核生物 Eukaryota
• 界: 植物界 Plantae
• 門: 被子植物門 Angiosperm
• ▼: 真正双子葉類 eudicots
• ▼: 基幹真正双子葉類 core eudicots
• ▼: キク群 asterids
• ▼: 第1真正キク群 euasterids I
• 目: ナス目 Solanales
• 科: ナス科 Solanaceae
• 属: トウガラシ属 Capsicum

科の下に亜科を置くこともある。

旧階層

古い分類法での階層構造は次の通り。

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新エングラー分類法

• 門: 被子植物門 Angiospermae
• 綱: 双子葉植物綱 Dicotyledoneae
• 亜綱: 合弁花亜綱 Sympetalae
• 目: シソ目 Tubiflorae
• 科: ナス科 Solanaceae
• 属: トウガラシ属 Capsicum

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クロンキスト分類法

• 門: モクレン門 Magnoliophyta
• 綱: モクレン綱 Magnoliopsida
• 亜綱: キク亜綱 Asterdiae
• 目: ナス目 Solanales
• 科: ナス科 Solanaceae
• 属: トウガラシ属 Capsicum

下位分類

唐辛子を始めとして数十種が知られ、数百の栽培品種が栽培されている。さらに新種が続々と発見されている。

その殆どが一年草であり、その実には辛味成分であるカプサイシンを含む物が多い。

唐辛子などは、中南米で広く栽培されている。

特徴

トウガラシ属に属する植物は、甘味種と辛味種に大別される。

広く栽培されている種だけでも、次のような種が知られる。幾つかについては、種の下に栽培品種名を併記する。

• Capsicum annuum (トウガラシ)
  • acuminoum ‐ 唐辛子
    • タカノツメ(鷹の爪)
  • grossum
    • シシトウ(獅子唐辛子)
    • ピーマン
      • カラーピーマン
    • パプリカ
• Capsicum baccatum
• Capsicum chacoense
• Capsicum chinense (シネンセ)
  • Habanero ‐ ハバネロ
• Capsicum frutescens (キダチトウガラシ)
  • 島唐辛子
• Capsicum mirabile
• Capsicum pubescens

リンク

用語の所属
植物界
被子植物門
双子葉植物綱
ナス目
ナス科
関連する用語
唐辛子

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