ソレノイド |
辞書:科学用語の基礎知識 工学系技術編 (NENGI) |
読み:ソレノイド |
外語:solenoid |
品詞:名詞 |
中空(鉄心などが入っていない)で筒型のコイル。
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概要 |
単にソレノイドというとコイル自身を指す。
分野によっては異なるものを指すことがあり、工学分野では、そのソレノイドを電磁石として用い、その電磁力を利用して電気エネルギーを機械的運動に変換する機能部品をいうことが多い。
特徴 |
用途 |
機能部品としてのソレノイドは、モーターと同様のアクチュエーターとして使われている。
但し、機構および動作は単純であり、装置をシンプルにしたい場合に使われることが多い。
動作 |
一般に、電磁モーターは回転運動を得るために使われる。直線運動を得るためにはリニアモーターが使われるが、特殊なものである。
ソレノイドも用途は似ており、回転型と直線型があるが、モーターとは違い連続的な動作(エンドレスな動作)をするのではなく、限定された範囲内で短時間に動作させる目的で使われる。また、一般的なソレノイドは直線型であり、直線往復運動をするために使われる。
ドライバー |
ソレノイドを稼働させるためには、それなりに大きな電流が必要である。そこで、その電流を作るためのドライバー、ソレノイドドライバーを併用する。
ソレノイドドライバーは長時間(500ms〜1s程度以上)引き続けた時に燃えて発煙し、故障してしまうため、制御や取り扱いには細心の注意が必要となる。
リンク |
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