スチロールコンデンサー |
辞書:科学用語の基礎知識 電子部品編 (NELECP) |
読み:スチロールコンデンサー |
外語:polystyrene capacitor |
品詞:名詞 |
誘導体にポリスチレン(スチロール)のフィルムが使われているコンデンサー。略して「スチコン」。極性はない。
|
概要 |
極性はないが、極性を付けている製品もある。
アルミ電極と銅電極のものがあり、外層はエポキシ樹脂で固められている製品が多い。
静電容量は50pF〜10,000pF程度まである。
特徴 |
静電容量 |
静電容量は3桁の数字ABCで表わし、AB×10C[pF]とする。
例えば103であれば10×103[pF]つまり0.01[μF]である。
用途 |
コイル状にフィルムを巻いて作られているため、インダクタンスが大きく高周波特性が悪い。タイミング回路など、主として低周波回路に用いられる。
オーディオ分野では、ESR(等価直列抵抗)が小さいということで高級オーディオの入力段やネガティブフィードバック回路などに使われている。
リンク |
通信用語の基礎知識検索システム WDIC Explorer Ver 7.04a (27-May-2022) Search System : Copyright © Mirai corporation Dictionary : Copyright © WDIC Creators club |