シルル紀
読み：シルルき
外語：Silurian period
地球の地質時代のうち、古生代の一紀。オルドビス紀に次ぐ時代。
概要
約4億4340万年前から約4億1920万年前までの間とされる。
シルル紀の名は、イギリス ウェールズ地方が模式地で、この地の古い民族シルルス族ら命名されている。
古い時代から順に、次の4世に分けられ、各世はそれぞれ複数の期に分けられている。
- ランドベリ (約4億4340万年前〜約4億3340万年前)
- ラッダニアン (約4億4340万年前〜約4億4080万年前)
- アエロニアン (約4億4080万年前〜約4億3850万年前)
- テリチアン (約4億3850万年前〜約4億3340万年前)
- ウェンロック (約4億3340万年前〜約4億2740万年前)
- ウェイウッディアン (約4億3340万年前〜約4億3050万年前)
- ホメリアン (約4億3050万年前〜約4億2740万年前)
- ラドロー (約4億2740万年前〜約4億2300万年前)
- ゴースティアン (約4億2740万年前〜約4億2560万年前)
- ルドフォーディアン (約4億2560万年前〜約4億2300万年前)
- プリドリ (約4億2300万年前〜約4億1920万年前)
特徴
植物が陸上に上がり、シダ植物の天下となった。
海中では魚類の原形が産まれつつあった。また蠍の仲間が次第に陸上に上がり始めた。
珊瑚が繁栄し、石灰岩を形成したのもこの時代である。
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